東日本大震災こども未来基金:作文
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第1次選定者の作文 - 7: 「学校で学びたいこと」
(名前のアルファベットは、便宜的なもので、イニシャルなどではありません)

SEくん(宮城県、小5、両親をなくす)

 ぼくは、三年生の時、持久走大会の前日にすごくはりきって練習しました。
 本番の日がきました。それで、前日は、はりきっていっぱい練習したので筋肉痛になりました。
 ぼくは、最初から最後まで全力で走るので二百メートル位ですぐ、ばててしまいました。走る時に、走れば走るほど、のどがからからになりました。筋肉痛のせいで足のふくらはぎが痛かったです。それでもがんばって走りました。結果は一位になりました。
 四年生の総合の時間は、パソコンでした。授業で先生が「自分の小学校を検索して。」といいました。そこにはぼくの三年生のときの持久走大会の写真がのっていました。見てみたら死にそうな顔をしていたのでびっくりしました。その顔をぼくは一生わすれられません。たぶんあんなに力いっぱい走ったからあんな顔になったと思います。
 ぼくは、走ることも大好きだけど、のぼり棒や鉄棒も大好きです。今までは、体育の授業で鉄棒をしていました。鉄棒の授業はちょうど終わった所です。それで次の体育の授業が楽しみです。他にもマット運動やとび箱や他にも色々な体育の授業を学びたいです。

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SFさん(宮城県、小6、父をなくす)

 わたしが学校で学びたいことは三つあります。一つ目に体育です。運動はどれも好きですが、特にとび箱をがんばりたいです。今では、ふみ切りから百二十センチあけて八段をとぶことができます。もっと多くの技もできるようになりたいので、あきらめたりせずに挑戦を続けたいと思います。
 二つ目は下学年の世話です。わたしは小さい子が大好きです。手をつなぐと笑ってくれます。それがとてもうれしいです。
 三つ目は人に優しくすることです。この春わたしのクラスには一人の転入生が来ました。
慣れない所で不安だろうと思い、仲良くしたら、にこにこ笑ってくれました。その時、友達って大切だなぁ、人に優しくするっていいなぁと思いました。
 そしてわたしにとって放課後の野球もとても大切です。地震前ほどのびのびとはできませんが、みんなで力を合わせて取組んでいます。わたしの目標は、打つ、とる、投げるの三つです。打つときは、男子には負けますが、かなり遠くまで飛ばせます。守備ではファーストはむずかしいけれどがんばって覚えました。まだ不安な所もあるけれど、教えてもらったことを忘れず、がんばりたいです。センターからキャッチャーまで、届くようにがんばっています。続ければぜったい上手くなると信じて、これからも努力を続けます。
 学校のことも野球のことも、小学校生活最後の一年間、悔いのないよう、精いっぱいにやっていきたいと思います。

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SGさん(宮城県、小3、母をなくす)


 私は、小学校三年生です。じしん、つなみがきて、ママがしんでしまいました。今はばあちゃまと二人で、くらしています。ばあちゃまはいろんな事を、おしえてくれます。
 学校で学びたい事は、一番は、友だちをいっぱいつくり、そして、べんきょうもがんばりたいです。べんきょうは、むずかしくてたいへんだけど、しゅくだい、自しゅべんは、毎日やすまずやりたいと思っています。
 今は、中学校の、お兄さん、お姉さんたちの学校に行っているけど、早く、もとの小学校にもどって、いっぱい学校で、あそんだり、べんきょうをがんばりたいです。
 今の、学校では、プールも入れないからがまんしています。海はきらいです。
 学校では、いっぱい運動もおしえてもらってがんばりたいです。私は、もとの小学校も今の中学校も大すきです。

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