東日本大震災こども未来基金:作文
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第1次選定者の作文 - 8: 「学校で学びたいこと」
(名前のアルファベットは、便宜的なもので、イニシャルなどではありません)

CEくん(宮城県、中1、母をなくす)

 ぼくの学校でしたい事は勉強と部活です。まず、勉強は、英語と美術と国語と理科を頑張りたいです。ぼくは勉強が苦手なので、自主学習を毎日続け、しっかり努力したいです。
 英語は単語をおぼえたいです。今までやってきた授業の中で、五十個以上の単語がでてきたので、おぼえられるように頑張りたいです。二つ目は美術です。ぼくは絵を描くのが苦手です。美術の授業の時は先生の話をちゃんと聞いて、絵を描くのが上手になれるように頑張りたいです。三つ目は、国語です。国語は作文を書くのが苦手です。今こうやって作文を書いているけれど、最初、何から書けばいいのか分からず、ずっと考えていて書くのに苦労しました。でも、国語の授業でも作文は書くので、特に頑張ろうと思います。四つ目は理科です。理科では、実験で薬品などをこぼしたりしないようにしたいです。ぼくは小学生の頃に、薬品の入った試験管を落としてしまった事があったので、中学校では注意したいと思います。
 次に部活です。ぼくが入った部活は柔道部です。中総体では、団体戦で、五位に入賞し、県大会出場を決めました。個人戦でも、三年生の先ぱいが県大会に出場します。ぼくは中総体では、試合に出場することができませんでしたが、頑張って応援しました。来年の中総体では、ぼくも、試合に出て勝ちたいです。でも、その前に新人大会があるのでそこで勝つことを目標にします。そのためには、練習をたくさんしなければならないので週末や夏休みにも、積極的に部活動に参加して、練習を頑張りたいです。

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CFくん(宮城県、中2、母をなくす)

 学習面では国語と数学をがんばっていきたいです。国語では、作文や漢字をおぼえたいです。
 バスケ部では、上手にプレーする人のまねをして、うまくなりたいです。この中総体が終わったら、ぼくたちがリードしていく番になるので、一年生をひっぱっていきたいです。
 職場体験では、りんご園でいろいろなことを学んでいきたいです。たとえば、このりんご園で一番さいしょにタネをまいたのがいつか聞いてみたいです。そして、なぜりんご園をひらいたのかを聞きたいです。そして、学んだ知識を今後の生活に生かしたいです。
 この地震にあって学んだことは、すぐに高い所に避難しなければいけないということです。大きな地震の後ここまで津波はこないと甘く思っているといけないので、これからも地震があったら早く山にのぼることが大事だなと思いました。津波のおそろしさを伝えていくことは大切だなと思いました。
 これからも自分や他の人の命を大切にし、学校生活に一生懸命取組んでいきたいと思います。

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KGさん(福島県、高3、父をなくす)

 私はこの二年半の高校生活の中で、中学校の時とはまた違う勉強や友達との人間関係の作り方を学んできました。残りの高校生活もあとわずかですが、一・ニ年生の高校生活の中で学べなかったことを学び残しのないように身につけたいと思います。具体的には、これから社会に出るので、きちんと自立できるように、将来の目標を目指して勉強します。そして充実した高校生活を送りたいです。
 私は将来、保育士になりたいと考えています。中学一年生の時に何か地域の役に立ちたいと思い、ボランティア団体の活動やジュニアリーダーの活動に参加しはじめました。こどもたちと触れ合っていくうちに、子どもの素直さや率直さが好きになり、子どもたちの成長の手助けをしたいと思うようになりました。今年の秋には専門学校を受験します。それまでに勉強はもちろんですが、今年の楽しい思い出になるように、友達と一緒に学校行事に積極的に参加したいです。受験対策の面接練習も、社会常識の問題演習も進め、保育士として活躍できる日を目指したいと思います。

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