東日本大震災こども未来基金:作文
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2012年3月卒業生の手紙 - 2
(名前のアルファベットは、便宜的なもので、イニシャルなどではありません)

KIさん(宮城県、父をなくす)

短い間でしたが、高校卒業まで様々な支援をして頂き、ありがとうございました。この春私は無事に高校を卒業することができました。これも、東日本大震災こども未来基金の皆様のおかげです。そして、今、第一志望の大学にも合格することができ、新しい生活に期待をふくらませている所です。東京のほうに進学をするので、しばらくの間、宮城県を離れることとなりますが、私は今後も宮城県の復興を見守り続けていきたいと思います。

3月11日から1年が経ちましたが、復興が完全に終わったとはまだ言い切れません。まだ私のような震災遺児も心の傷が完全に癒えたわけではありません。今後もこども基金をはじめとする様々な団体による支援が必要不可欠となってきます。経済的な支援もさることながら、今日の東京ディズニーランドへの旅行といった、子ども達が集える企画(私は参加できず申し訳ございません)も被災した子ども達同士で、お互いに支えあいながら、今後も元気に生活していくきっかけになると思います。今後も、このような企画が継続されることを願います。

このような大震災にあい、始めは大学進学もあきらめようかと考えた時期がありました。しかし、震災直後からこども基金をはじめとする様々な方々に支援をしていただいたおかげで、自分の行きたい大学のために勉強に励み、そして合格することができました。今では本当に、あきらめずに頑張ってきた努力が実り、嬉しく思っています。これからも私のように思い悩む子ども達が出てくると思いますが、どうか自分の夢をあきらめずにいて欲しいです。その夢をかなえたい人が自分一人ではないこと、周りに支えて人が大勢いることを知っておいて欲しいです。最後にもう一度、東日本大震災こども未来基金の方々にお礼が言いたいです。本当にありがとうございました。

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KRさん(宮城県、母をなくす)


東日本大震災から早1年が経ちます。
あの日から1年が経つなんて、月日は早いなと感じます。
震災後、私はおばあさん家で生活しています。
おばあさん家は大川小学校の近くにあるところなので移動手段が不便です。
でも震災時よりは道路状況もだいぶ良くなりました。
引越しする前は、こっちの方で上手く生活していけるか、すごく不安だったけど引越しをしてから約9ヶ月経っているので今はこっちの生活にも慣れてきました。
今まで支援していただきありがとうございました。
来月から、専門学校なので自分の夢に向かって頑張っていきたいと思います。

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